~2020年の作品集。不定期で整理を実行。
数字が若いほど新しく、年毎に追加されていきます。
01-100
- 花紡ぎ織り添えて
- うつくしさへ乞う
- 快楽の透けたかいな
- きみの揺籃の馨り
- 墜ちた魔女の茶会
- 群青夜半
- まろい殺意
- 幸福に絶望しろ
- 万邦は一際の紺碧
- ひとつかみの慟哭
- 君は永久不滅の呪い
- 愛がかじかむ
- どうか抱き崩してよ
- あなたという牢獄
- 花化粧とワルツ
- 星冠にあいの恋
- 夜の繋ぎ手/朝の解き手
- わたつみより君へ
- 夜明けを惜しむ
- 残影を毟って喰べようか
- 星夜を彷徨いて
- 永遠を旅する僕らの王
- 鎖で繋ぎとめた証
- 死して愛を囀れ
- 潰えた星のレーゾンデートル
- 三世さんざめく
- 愛に似たなにか
- あなたの紫煙を呑む
- 罰を偲ばせた雪原
- 神さまの躍る庭
- 君の痕はロストして
- 金木犀と柔肌
- 海面を擽る
- 半月の断末魔
- 花結う少年
- ひらり舞う星屑よ
- 奇縁を嘲笑う
- 紺碧を悼む
- 奏でて霜花
- 贖罪にひれふせ
- 想いと云う裂傷
- 夏が訪う宵闇
- ぼくら鬼のはらから
- 雪へ湧く宝石
- 濃淡にまみれた寿ぎ
- 僕が欠けた幸福論
- 空が示唆する開幕へ
- 安寧を祈る断罪者
- 傍観者たらしめる采
- 白々裂く道化師
- 鳴り止まぬ心臓を抉りとって
- 美しいままでいたいのに
- 君という病が息を潜めている
- 晩冬にたゆたう
- 生者の吐息を剥ぎ
- 遠すぎる恋を嘲るがいい
- 背骨の腐り落ちた真昼
- お飾りの他人でいて
- 君を喰む朝陽
- やさしい春の遺言
- 去り往くきみの海境
- 沈痛と隣りあう
- 円匙で掬った夜
- いつまでも融けあえない
- 沈殿するなら僕も混ぜて
- 過去に陶酔して占める
- きみの恋を偽称
- 恋した日をみたび棄てる
- 騙るんなら墓まで連れていけ
- きみが欠けた背骨
- 山査子の花化粧
- 拓かぬ星の埃を払い
- 最たる愛をあげます
- やさしさを忘れた獣
- 真実なんてたかが知れてる
- 純たる恋の昇華
- 君のすべてを呑み込んで
- 静かに実ったはずの恋だった
- 窓辺のまどろみにくちづけを
- わたしに縋ってくれれば
- 黄昏のほとりと御伽噺
- 穢いものほど愛おしい
- 結晶喰らって宿したの
- 焦土の花を抱え待ち侘びる
- 僕らはなにも産みだせない
- 黎明がきみをつれていく
- 報われぬ恋を削ぎ落とす最善手
- 哀しみばかりを詰めこんだ踝
- 閉じたのは花弁を散らすから
- あなたが暗がりへ行くならば
- 掌で溶かした想い出たち
- 幾つの祈りを集めるくせに
- 君の与える毒に抵抗できない
- 醜いものなら飲み干せる
- 朝陽は私たちを置き去りに
- さようならなんて傷つくだけ
- 風に靡くささやかだった恋心
- 静寂をつまびらかに
- まだ夜と遊びたい
- 涙するあなたは美しい
101-200
- 愛しあい草臥れて
- 息剥ぎ溺れろ
- すくう未来が告ぐ
- 黎明を司る
- 流星招く魔女
- 極彩色と騙り尽く
- 僕に愛を濯ぐ
- 空を縁取る
- 花守のかく語り
- 光を真似て
- 銀河を解剖する
- 君の腕のなかが凡て
- 識らないと嘘ぶく
- 哀しみを問うた
- 痛みを説いた
- 恋よりも重い契り
- おなじ命に成りえない
- みつめるだけの場所
- 君の愛なんていらない
- 収束する終息
- 産声あげた星の祈り
- 君の火傷を舐め啜る
- 砕けた硝子なんかより
- 堕ちていく音が心地良い
- 最果てに囀って
- 君という熱に浮かされる
- 瘡蓋を剥いで恋を上塗り
- うすら寒い繭で包んであげる
- 爪先を擦って夜伽へ
- 抱えた項に噛みついて
- 陽だまりの花霞
- 朝の目蓋のむこう
- 幸福を束ねて飾ろう
- 切なの閃光
- 穿て愛しきものよ
- あなたが落ちる空蝉
- どうか継いだ傷痕を離すまで
- 星の埋火をみようか
- きみと沈む、白銀の夢
- 歪み映る恋とて
- 儚き痛みを寄せて
- 花影の袂へ君と
- 柔らかな恋の萼
- 満月と蝶のワルツ
- 花降る空のもとに
- 涙を蒔いて咲いた
- 僕に寄べるよもすがら
- 円く描いた惑星の詩
- 碧き鳥籠の謡い
- 僕に降る朝焼け
- あまやかなる真珠
- 海底へ還る人
- 黄昏エンプティ
- 露椿の秘めた恋
- 落っこちた星の泪
- 角砂糖の雨
- 果て啼き終焉をなぞる
- あなたの夢を標として
- 肯定された偽りの世界
- Tell me,Want sin!(告げ、罪を欲せよ)
- 息をとめて、3秒で陥落
- 誰が為に紅を引く
- 砕けたマリービスケットの憂い
- 桜霞のdaydream
- きみという筐に詰め込んだ
- ほら、尽きる星々だね
- 僕を拒絶するサムサラ
- 君を迎える、恭しき闇
- 真っ逆さまマーマレード
- 生まれ出、やさしい初夏
- 死を描いた草冠
- 空白の心を食む
- 穿たれしは、果たして
- 新しい終焉で塗り替えて
- ラストストーリー・エンド
- 遼遠を謡いし伽藍の人形
- 宿命に隠蔽された祈り
- 君に攫われた、ちっぽけな初恋
- あたりまえの日々を助け出す
- 世界の片隅で微睡むべきもの
- 僭越ながらすきなのです
- 無垢を食んで育つ痛み
- 踝から満たす漣
- きみが青碧に染まる頃
- 爪先のリズムを感じたなら
- 夢と希望と古傷を捏ねて
- 星稜たる刃、とこしなえに
- 私の澱みを受け入れて
- 犇めく木々の隙間を駆け抜け
- 冤罪を求む人形をくくる
- 雨垂れを誘う朝陽
- とろり零れる冬霞
- 朝露の最中に口づけを
- 君の唇に咲いた六花
- 壮麗を冠した咎人
- 亡骸に寄せた頬
- 水底に消えた惜日たち
- 黄金に潜む
- 君と乱れて痛み分け
- 昏き掌のインタルード
201-300
- 忘れじの誓約
- 乳白色の星蕾
- 冷雨に潜む愛憎
- 声に紛れた真実
- 密やかに時を止めて
- 指先に宿る凶器
- 音もなく崩れて消えた
- 唇、僕色に染めてあげる
- 君といた或る場所
- ふかく永く愛を語る
- 薔薇色、しとどに
- 揺蕩う花と君
- 彩花の夢と思われど
- 月にはなれない歪な形
- 幾何学のピアス
- 緩く撫でる宝石の成底ない
- 私を満たす緩やかな律動
- 筆で塗りたくるよりも簡単
- 眠りにつくような、岐れ
- 溶けていくように咲いて
- 瘡蓋になっても溢れるの
- 夜に溶け込む淋しさに似て
- 宵闇に生まれた怪物
- 呑み込んで、君の一部
- 死ぬ間際にしか伝わらぬ
- 此処から足を落とすだけ
- 殺された神の咆哮
- 其は黒き願いの果てに
- 閉じた目蓋の向こう、在る残光。
- 一寸先に宿る暗雲
- 邪と罵られた神さま
- 私が殺(しあわせに)してあげる
- 春の溺れる碧落
- 夜の目蓋
- 花守のエレノア
- 愛の遺骸
- 瑠璃の名残
- 沈黙した翠
- 僕らの抱える砂塵
- bewailing/one's fate
- カリオペの降らす花
- 闇のさらした光を視た
- 僕らの月にありがちなこと
- 円く成り損なった双子星
- 待ち侘びて腐った天体
- 色のむけた額縁と林檎
- 森の果てと揺らぎ
- 踏みとどまる淵のさき
- 夏の陰りと純白
- 背中合わせに亡霊を追う
- 指先でつついて化けた哀しみ
- 君の唇で、僕の呼吸を呑んで
- 白い漣の声は遠く近く
- 旅と意志は継がれていく
- 空から降る宝石
- 拝啓、海底の真珠
- 雨の音にまぎれた熱
- きみの項を撫でる指
- ありあまる幸せ
- 底知れぬ星々の灯
- 遠くでさざめく忘却
- 最果てへなにを願うのか
- 幾つかの約束のひとつ
- 春の眠りからの目醒め
- アンヴィバレンスのみた夢
- フレスコの花々
- 心に似た歪なかたち
- 朝焼けの抗い
- 光に弾かれたのは、君だよ
- 夕暮れに開き夜明けに蕾む
- 黄金に萌える夢のなか
- 幸いの花よ君の踝に
- 星の唄った夜
- 君の腕で焼き尽くして
- 継ぎ接ぎだらけの宝石
- どうか醒めたときは祈っていて
- 驟雨に潰された背
- ゼブラの煌めき
- 忘却からの羽化
- 天蓋のエピグラム
- 茫然と見下ろす、赤
- 緋色の希望
- 指を絡めてもなにひとつ繋がれない
- 星のなかに浮かぶ
- 人形みたい、君だったモノ。
- 補わなければ。一つだった僕ら。
- 庭に埋めた、憎悪と、限りない愛
- 嵌め込んだ、夢だった残骸
- 逃げつづけた結果、君は他人になる
- 胸を刺したのは耐え難い幸福
- きみの居ぬ凍てつく夜
- 春風に乗せた藍色
- 透明なのだと、空を仰いで、識る
- 雨垂れのレースの脇から
- 六花の光
- 交わした花籠
- 風灯りに漂う粒子
- 砕かれた其れを貴方が組み立てた
- 絶望には甘い喪失
- 灰色だと失くして知る
301-400
- 絵空事だと描いて理解した
- 柔らかく捻じ曲がっている君
- 木々は水に、空は足元に、
- 踵を鳴らしてみせて
- 君の虹彩は強すぎる
- 僕が見張っているからね
- 見据えた私はどんな眸?
- bluemoon fish
- 月桂樹の憂い
- あなたの傷が欲しいのよ
- アトロポスの涙/溜息
- ガニュメデスの羽化
- アトロポロジー
- 星の胎動
- 潮彩クラング
- 揺蕩うしずく
- 水底を往くひと
- 一生背負えよ、僕を罪ごと
- 思いを馳せたIF
- 忘却からの誕生
- 君の罪、僕の憧れ
- あなたの愛で嬲って
- 愛することをおしえて
- 持ちつづけた、恋と呼べるもの
- 痛すぎる嫉妬より熱すぎる愛を
- 綻ぶように笑うひと
- 醒めないで捜さないで君がいたの
- 乱雑な心音
- 僕だけの生命維持装置
- 咲いた卵の殻
- 私の器が満たされる
- 身に纏うは嘘の衣
- 露濡れ君の羽
- 塞げども鳴り止まぬ
- 硝子箱に押し込めて
- 何者にも染められぬ頬
- 掻き乱してくれないの
- 愛の裂目
- 仮初の朝と君
- 君の記憶を花壇に埋めて
- 吐き出した欲望を舐めとって
- 亡くしたものはなに一つないはず
- 別離を何度唱えても
- 遠くで揺れる君の背
- 残影と痛み、陽炎と細い手
- 眠れねむれいつか愛された日々
- 季節に映る安らかな
- 縁取り固まる花の性
- 酔狂なる調べ
- 絶望へと向かうの讃歌
- 継ぎ接ぎを並べた隙間
- たゆたう海のなかへ
- 誇らしそうに語るのは何者?
- 切り開かれた記憶
- 翡翠の眼差し、たなびく緋色
- 「かえるよ、君まで。約束」
- 交差した小指と透明な嘘
- 目蓋を閉じて。僕を感じて。
- 星のもとで謳う。君への告別を。
- 君が光に還るなら、僕は音を還そう
- 此処にいて手を握って頬に触れて
- 声をあげて泣いて欲しい
- 一秒経過しては朧げになる君のこと
- 色彩に移りこんだモディ
- 足首の骨のなかの宇宙
- 渦潮の森
- あなたを奏でて私を謳う
- 解れた真緑の手紙
- 夜の恋に朝の喪失
- 愛に耐えてなにを得るの
- 引っ掻いたあとの「」
- 地面に埋まる鳥籠
- 一億マイル異なる空
- 私を飲み干して、その唇で
- 或る真実が怖くて嘘で固めた
- 痕を残すくらいなら聲を残してよ
- 煤けた頬を拭う
- 君の好きはまるで詭弁
- ソフィズム・アリア
- 不器用な君と器用な僕の終わり
- 啄むように殺して
- 光に呑まれて君は謡った
- 枯れ果てたフィラメント
- 約束は果たされ、未来は砕かれた
- 君の声すら覚えていないのに
- 愛しくていとしくて、
- 昏き岸の謳が途切れぬよう
- 透き通る目蓋
- 忘却を手に、追憶を喉に
- 背中合わせでいて欲しいだけ
- 虚像カリオペ
- 慟哭エラト
- 下弦クレイオ
- 祥雲エウテルペ
- 昔日ウラニア
- 終刻メルポメネ
- 孤独テルプシコラ
- 白濁タレイア
- 星屑ポリュムニア
- 神々の創造と戯れ
401-500
- 切り取られた世界を繋げて
- 鳴らない鐘を鳴らそうと天使に成れぬ
- 宝石を手にすれば己の醜態に気づくのみ
- 堕ちた女神を美しく感じる僕は狂っている
- 誰の過去で未来を塗り潰しますか
- 教室の隅で死んだ恋
- 惨めったらしい蛮勇
- この指から腐敗する夜
- 水底へ消えた聲
- 硝子に似た虹彩
- 何億光年の火種へ願いをこめて
- 零れた水は溶けて、散った花は死んで。
- 誰かのためと偽って
- 崩れゆく君の指先
- 優しさで幽明を斬り捨てた
- 黎明のように崩れ去る
- 割れて砕けて折れて軋んで鳴り響いた
- きみの全てを抱えて逝けたのなら
- 君を求めて抱きしめてたものは残酷で
- きみのいない日々に終わりがこない
- またね、最期まで優しい嘘をつく
- 私の乾いた指に君が降る
- 乳白と交ざる慟哭
- 憂いの紺碧色
- 離れた途端、歪む気持ち
- 重なりあう愛と嘆きの果て
- 空高く木霊する錆びた声
- 柔らかく捩れた心
- さんざめいて降るフリイジア
- 空蝉の渇いた断末魔
- ちいさな星々よ、唄となれ
- 終曲にはまだ速すぎる
- 深き淵にて、僕は剣を持つ
- 僕らの間の無意味な空間を塗り潰す
- 月に置き去りにして
- 泥に潜む隕石と僕の心臓
- いつか奏でた物語の残滓
- 歩んでいく先で愛を残せるか
- 星の色をしたあなたの聲
- 枯れた空に身を投じたら
- 悦楽を感じながら朽ちる
- 黎明が語るは
- 海が出来るまで泣いたら許してあげる
- 女神の微笑みを君にあげよう
- 天の加護を纏う紅い刹那
- 幻影に写った傷みに似て
- 繰り返す惨劇の果てに
- あの空は世界の始まりを連れ去った
- 地に咲く希望の種を掻き毟った
- 蒼く滲んだ指先が涙をかえすまで
- 悪魔の囁きを渡そうか
- 氷雨をわけた熱を口説く
- 罪の烙印は掌に咲いた
- 夢に醒めた哀しみが
- 手繰り寄せた記憶の果てに
- 流れ出た空の隙間
- 虚空が散ったさきの
- 仄かに香る過去の遺物
- 絡まりすぎた僕らは互いを見失い
- 君が死ぬなら僕は嘯く
- 無償の愛なんていらない
- 他者は気づかぬ絶対的境界線
- 白灰に転がる千切れた月
- 蹴り上げた嘘の塊
- その眸に星を魅た
- 最期の光は群青に溶けて
- あなたの虹彩に捧ぐ
- 蒼く噎せ返るほどの黄昏の夏
- 翡翠を絡めて昔日を辿る
- 紫暗の奥に眠るもの
- 黄金に染まる蒼穹に君は堕ちて
- すきだよというその唇が堪らなく愛しい
- 僕に委ねてみせてよ
- この愛と引き換えに
- 閉鎖された君の居場所
- 確かな君のシルシを所望
- 鮮明すぎた君の色
- 君の残像と手を繋いで
- 香らぬ風は君に似てる
- とこしなえにと信じていた
- 墜ちた華など醜いだけ
- 強くなるために踏み潰した矛盾
- 亡くしてしまった涙の在処
- 溶け込んだ憎悪
- 空を漕ぎ渡る
- 枯れ花の中に埋もれて
- 嘘の愛で焼け爛れた
- 唇に踊る旋律
- 夜明けなんて来やしない
- いつか君が澄み渡るように
- 僕の破壊論を君にあげる
- 確かに涙は枯れ果てた
- 乱反射したままの恋
- 恋焦がれて愛を失う
- 不細工な硝子のように
- あなたが染みた身体
- その瞼ごと舐めとった
- 揺さぶられる熱
- 僕の酸素を食べ尽くして
- 愛を夜なゞ競いあう